2007年7月8日日曜日

テナガエビ!テナガエビ!テナガエビ![多摩川中流域~丸子橋]

こんにちは。ふくちゃんです。

さて、お待ちかね。待ってない?
博士と行く、多摩川源流を巡る旅!
第2弾行ってきました。

博士の

「護岸でゴソゴソしている、テナガエビが見たいねん」

の一言で始まった今回の旅は、河口から少し上がって、
東急東横線「多摩川駅」からすぐの、丸子橋周辺と調布取水堰、
支流の野川探検に出かけました。
野宿含む1泊2日の珍道中。
ほんまにいるんかいな、テナガエビ、、、


7月6日金曜日、20時に博士と多摩川駅集合!
ここは田園調布、でかいリュック背負って、短パン、ビーサンの二人。
確実に浮いてました。けど、そんなのお構いなし!
コンビニで弁当とビール買って、丸子橋下でまずは乾杯!

これね、丸子橋周辺。



えっ、博士、
弁当と冷やしうどんって、食いすぎやん。

「腹減ってんねん。」(減りすぎやろう…)

「今日も山行っててん」(あっそうだったのね、ごめん)

「今日は、東京ではじめて熊に会うたでぇ~」(マジで!熊って何よ熊って!)

「木、シュルシュルシュルシュルゥって降りて来よってん。めっちゃ嬉しかったわ」(あんた、死ぬよ、でも僕も見たい熊!)

丸子橋の下の土手には、結構人がいた。
レジャーシートひいて、酒盛りする若者、花火に明け暮れる若者、
浮浪者なんだか、釣り人なんだかわかんないオッサン。
人間もなかなか多様。こういうの好き。

で、いよいよ行動開始!ヘッドランプ装着!
博士、
「ヘッドランプ無い~」(えっマジ、あかんやん、)
「あったぁ」(よかった)

で、まず取水堰を見たいので、移動。
川沿いの道路から降りれそうなところを探して、しばらく彷徨ったけど、
ずっとフェンスで区切られていて、10分くらい行った元ジャイアンツの練習場のところで降りるポイントを発見。

「テナガエビいるかなぁ」

博士の話によると、調布取水堰あたりの護岸に、
夜になると大群でモソモソしているとのこと。

博士、岸辺にグングン進む。
観察始まると、博士はいつも野生のスイッチが入ります。

「何か跳ねたぁ」(えっ)

「魚おるぅ」(マジ!)

二人してヘッドランプで川面を照らす。

「エビもいるぅ」(マジ!きた?)

「でも小さいなぁ、テナガエビちゃうなぁ」(モソモソはどこ?)

しばらく、護岸を彷徨う。

「テナガエビ~、おらへんなぁ」(うん、気配もしない)

釣り人2名発見。そっちに向かう。探す。

「カニやぁ」(おぉ)

「何やこれ~、モズクガニ?」(モズク??)

博士、モズクって、あの海草のモズク?

「あっ、モクズかぁ」

モクズガニ


テナガエビ、いない。

釣り人にインタビュー。

「何釣ってるんですか?」

「コイ、ぶっこみしてます」

何だ?ぶっこみって。

ウキを使用しないでオモリとハリだけで釣るとのこと。
遠くに仕掛けを投げられるので、警戒心の強い大物のコイとかを狙うのによいとか。

ふーん。

「テナガエビっています?」

「あっ、テナガエビは丸子橋の下でオッサンとかよく釣りしてるよ」

えっ、丸子橋って、あちゃぁ出発点にいたのねテナガちゃん。
ありがとうございます、といって丸子橋にまた戻ることに。
この釣り人、鬼ごろしの180mlの酒飲んでた。孤独な釣りやね、兄さん。

また、来た道を戻る。
川沿いの道路、真っ暗なんだけど、車もびゅんびゅん走ってて、
おまけに、通勤や通学の自転車の人が多い。
みんな、白い目で僕たちを避けてくれた。ありがとう。

で、丸子橋に戻る。
いるかなぁテナガエビ、、、

例のごとく、博士ぐんぐん河に入っていく。水を獲た野生人。

「何かいるぅぅ、フクちゃん網~」

「えっ、オレ持ってきてへんで、博士持ってくる言うたやん。」

「うっそぉん、フクちゃんやでぇ。網は」

「うっそぉん」

網、二人して忘れました。

河でテナガエビとるなんていってた僕たち。

アホ丸出し。

さぁ、テナガエビとれるんか?

つづく。

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