2007年6月17日日曜日

多摩川について

博士です。

このブログを読んでいておわかりになるかと思いますが、ボク達は多摩川流域の出身ではありません。ごく最近東京に引っ越してきたばかりのお上りさんです。なので東京やその周辺都市の生活に密接に関わっている多摩川がどのような川なのかをこれまで深く考えてみることはありませんでした。

でも最近、東京の生活を始めたことで、巨大都市のど真ん中を貫きながらも多くの自然を見せてくれる多摩川に興味を抱き、こうして「多摩川をめぐる旅」を始めたことをきっかけに、少しずつこの川について知るようになりました。大昔から人々の生活を支えてきた「命の川」。と同時に数々の水害も生んだ「あばれ川」。そして治水による環境改変と高度経済成長の影に生み落とされた環境汚染で生き物が姿を消した「死の川」。こうした蛇行の歴史を辿りながらも、多摩川は今、近年では確認の難しかった生き物達が再び姿を見せ始め、かつてあった光景を取り戻しつつあります。

人の歴史と共に歩んできた多摩川の時の流れに思いを馳せながら、多摩川の自然を観察しつつ、源流をめぐる旅をお届けできればと思っています。

ボクとふくちゃんはお互い別の仕事をしているしなかなか予定が合わなくて満足に進んではいないんですけどね(^^;)どうか気長に構えていただければと思っています。

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