2007年6月4日月曜日

多摩川河口[1]

こんにちわ。ふくちゃんです。

今日は、東京に来てから博士との初めての自然観察の旅にでかけました。
博士は、この春からこちらで自然と戯れる仕事をやっていてます。何をやっているかは、公にはできませんが、日々、地球の平和をまもってくれてます。博士がこっちに来てから何回か飯を食う中で、せっかくだから関東の山や自然に出かけたいということで、いろいろ話しをしていくうちに、東京の山は仕事でほとんど登るから、何かちがったことがええなぁということになりました。それで、川はどう?いいね、東京の川言うたら、「多摩川」。で、ただ見てもおもしろくないので、毎回テーマを決めて、でも適当にいい加減にはじめることになりました。昨日はその第1回目で、お互いの予定や何やかんやで「多摩川河口」に行ってきました。まずは海からというのも、なかなか気にいっています。博士はどうでした?

とまぁ前置きはさておき、ここから、当日の珍道中観察の模様を記します。


Googleマップで見る

■ルート
京浜急行空港線「天空橋」→多摩川左岸(海に向かって)の干潟→大師橋→右岸の芦原と干潟→京浜急行大師線「小島新田」

■時間「天空橋」AM9時ころ出発 「小島新田」PM13時くらい着 約4時間

■天候 晴れ 風やや強し

[1]多摩川左岸の干潟

京浜急行「天空橋」の地下駅から地上にあがると、真横はすぐ羽田空港。ジャンボジェット機がびゅんびゅん飛んでて、まわりは、いかにも埋立地と立ち退きさせられた感が漂う。ほんの少し歩くと、すぐに多摩川河口が見えた。雄大だ。「河口ええなぁ。」

雑草が雑草らしく生えまくっている空き地を横切ると早速、鳥発見!僕は最近、サカナ君の気持ちがわかるくらい、鳥を見るとテンションがあがる。「きゃーっ」と奇声。博士、気持ち悪がる。双眼鏡はすでに装着していたので、早速のぞき込む。シギ?チドリ?何何?博士は自然に携わる仕事をしているのに、まだ双眼鏡を持っていない。ふふ、勝ったぜと訳のわからぬ優越感にひたる。博士が横で図鑑を調べてくれる。「何やろうなあれ」。僕がいつまでも見ていても拉致があかないので、どれどれと双眼鏡を譲りうけた博士。うまいね博士。博士つぶやく「オオアジサシ」えっそうなん博士もうわかったん?あなた山だけじゃなく、海もわかるのね。素敵!と図鑑をめくる僕。オオアジサシ、大きさL45cm、でかっ!「博士そんなでかないよ」「ちがうかぁ」博士はいつも謙虚に間違えます。双眼鏡と図鑑交代。おおっ!、姿形はオオアジサシに似てるやん。でも、小さいよ。「博士小さい」「じゃぁコアジサシや」「ほんまかいな!オオをコに変えただけやん」。交代、「ほんまやぁ」。コアジサシでした。[2]につづく。(たった4時間やけど、これだいぶかかるな…)

■豆知識
【コアジサシ】
アジサシ類カモメ科
L28cm小型のアジサシ。頭上から後頭にかけて黒い。背と翼の上面は淡灰青色で、上尾筒、尾、体の下面は白い。嘴は黄色で先が黒く、足は橙黄色。
声:キリッキリッと鳴く。
修正:夏鳥として飛来し、本州以南で繁殖する。海岸の砂浜、埋立地、川の中州等に巣をつくり、海岸、川、湖沼、濠等でエサをとる。(「フィールドガイド日本の野鳥」)
Wikipedia「コアジサシ」

0 件のコメント: